ghouten’s diary

mi amas mono.

Entries from 2016-01-01 to 1 year

意識喪失型決戦兵器

ですます調のほうが、人に向かって文章を書いている気分になれると思うので、試みとしてやってみようと思います。これまで考えていたように文章の長さで住み分けるのではなく、気の持ち方で住み分けてみます。つまり、twitterがだである調で緊張感のない独り…

Sigh & Gold

異なる言語の交流、つまり翻訳という作業の必要性から、言葉に「正しい」だの「乱れている」だのという評価がつくようになる。本来は、仲間内で意思が通じさえすれば十分であって、そんな評価は存在しないはずなのだ。だいたい、現代の正しいとされている言…

四角い頭を展開図にする

ピュッと言う間にひと月が、5週間が通り過ぎる。最初は感覚のパンクから妙なハイに、やがて無気力の泥沼へ浸かる。そして徐々に回復してくる。規則正しく生活できないのは、やはり自分の思っているその「規則」にいろいろな無理があるからだろう。いかに無理…

想像していたよりもずっと論理な夜

土曜日の朝は夢を見る。ラッシュ時の駅構内。なぜか自転車を持っていかなければならない。ばらして輪行バッグに入れられるタイプじゃないらしく、立てて運ぶのだ。ホームへ上がり、最後尾の車両に乗ろうとするのだが、なかなか列が進まない。やっと乗れたと…

病人はピザ食ってさっさと寝なさい

貴重な定退チャンスの一週間は、いまいちチャンスを使いきれないまま、あっという間に過ぎて、明けの初日から日付越す。ほんのささやかな気持ちの休憩だけで、何も改善がない。越した上に居眠りして、すっかり体が冷え切って、震えて歯を鳴らしながら帰った…

鳥とネズミとネズミと犬の国

夜の珍客に見舞われ、神経が逆立つ。先の日記を投稿したとたん、暖炉からバタバタという物音が。激しい物音に混ざってチュンチュン鳴き声がするので鳥が落ちてきたことはすぐ分かったが、中が暗くて何が起こっているのかよくわからない。のたうち回っている…

非国民の非休日

ハエトリグモを一年ぶりくらいに見た。ドアの外に張り付いて、黒いけどちょっと見慣れた模様とは違う感じの。 休まないと一週間が長いし、曜日が本当にわからなくなる。やはり少なくとも土日の片方を休むのは必須だ。土曜日は謎解きと昼の買い出しキャンセル…

孵化に失敗したトゲピーのような髪型

いつか一度やってみたい職業ランキング第一位に「タクシー運転手」がランクインしてる。大好きなマイホームタウンで働くのだ。道という道を知り尽くし、ナビにも負けない最速運用をする。エスパーのように需要を読んで客を拾いまくる。いろんな時間帯、いろ…

虚無から生まれた虚無太郎

2/22朝 何も感じない。何も考えが浮かばない。無に近い。「空」なのか「虚」なのか「妄」なのか、あるいは単に眠いのか、栄養不足なのか。 鳥の爆撃に遭って、拭き取ってもいなかったので朝から洗車へ。鳥にも、逆に感謝しないといけないかもしれない。どち…

否定をしない夢

知的障害の回復セミナーのようなものを見ていた。まず被験者に対し、例えば「太陽の色は赤か、黄色か?」といった2択の問題を出し、じっと反応を待つ。もし被験者が「赤」を選んだと思われる挙動を取ったら、「そうか!太陽の色は赤いんだね!すごい!赤だよ…

いい人だけど鼻血が出てる

パンは戦後に普及した。たかだか70年の歴史だ。米国の占領政策の一環だった。それなのに、いまや日本では米国よりもうまいパンがこんなに手軽に手に入る。たかだかスーパーマーケットや駅ナカごときで、菓子パン、惣菜パンなんて充実しすぎるくらい充実して…

じっくりコトコト煮込んだ無力感

南極支社への出向を突然命じられる。なぜか元気良く二つ返事で了承し、「露営の歌」を歌い始める。でも、引っ越しはどうすればいいのだろう、いや家はこのままで良くて、長期出張のような感じで基地での共同生活になるのだろう、そうするとぜんぜん女子力も…